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北海道産の牧草情報をお届けする株式会社ぼくはんのブログ
3月12日、停止されていた中国産稲わらの輸入の解禁が発表されました。
①平成24年11月25日以前に加熱処理が行われたものであって、我が国の港で保留されているもの等については、動物検疫所においてホルマリンくん蒸消毒を実施したものに限り、輸入検疫証明書を発行。
②今後新たに加熱処理を行うものについては、輸入条件について、指定施設における作業手順書の設置、検査証明書への生産地や加工場の明記等の追加条件の設定等の改正を行い、これを満たす指定施設で加熱処理されたものについて輸入検疫証明書を発行(中国当局との協議の結果、輸入条件の改正が行われ、指定施設でこれを満たすこととなれば、当該施設からの輸入が可能となります。)
以上、農林水産省ホームページより。
現実問題として、ホルマリン燻蒸した商品が流通するとも考えにくく、今後新たに加熱処理を行うものについても上記の工程をみる限りまだまだ先の話になりそうですね。
エンドユーザーであるお客様も「解禁されたから中国産を使おう」と即座に反応されない方も多いと思います。
ただ、中国産稲わら解禁のニュースで、アメリカ、オーストラリアから輸入されるストロー類(バミューダ、オーツ、ウィート等)は値下がりする可能性大です。
これらの商品は中国産稲わらの輸入停止以降、代替品として人気で相当値上げしていましたから、多少の経済効果はありそうです。